ニチバンは80年間日本人の足を守ってきました
日本の靴文化との深い関係
スピール™シリーズとは、サリチル酸の角質軟化作用を利用した角質はく離剤の総称です。魚の目・たこの治療薬として80年以上の歴史があり、医療用・市販薬として幅広くご活用いただいています。
スピール™シリーズが誕生した背景には、日本の靴文化の歴史が深く関わっています。
明治初期、西洋靴がファッションとして普及しはじめたことで、足のトラブルが増加しはじめました。それまで、草履や下駄は足を圧迫することが少なく、魚の目やたこができる人も多くなかったといわれています。
この西洋靴による足のトラブル増加を受け、1931（昭和6）年、ニチバン株式会社の前身である歌橋製薬所は日本薬局方サリチル酸絆創膏「コーンプラスター」の生産を開始しました。
80年以上の歴史
「コーンプラスター」（現在のスピール膏™）の誕生
コーンプラスターの人気は高く、発売と同時に順調な売れ行きを示しました。同品は日本薬局方のサリチル酸絆創膏で、陸軍衛生材料廠（しょう）（陸軍が使う薬などを作ったり保管する施設)でも使われていました。
「スピル膏」に名称変更
「ニチバンスピール膏™」（円形打ち抜きタイプ）発売
患部の大きさに合わせて製剤をカットする必要がなく、手軽に使えることから好評を博しました。
「スピール膏™ワンタッチP」（バンデージタイプ）発売
足の指に巻いて固定することで、靴を履いてもはがれにくいように工夫されました。
「スピール™液」（角質軟化治療剤）発売
「スピールガード™」（保護パッドつきテープ）発売
貼るタイプではカバーしにくいところにある患部にも薬剤を塗布できる、液体タイプがラインナップに加わりました。
「スピール膏™ワンタッチEX」、「スピール膏™EX50」発売
「スピール膏™シリーズ」リニューアル
薬剤の接触面を患部のサイズに合わせることができる“皮ふ保護シール”が付属するようになりました。患部の大きさに合わせて薬剤の付着範囲が調整でき、患部をピンポイントで治療できるようになりました。
スピール膏™パッケージリニューアル
ブルーとイエローを基調にした新デザインパッケージ。お客様が店頭で探しやすいよう「うおの目・たこに」の文字を大きく扱うなど、表示に工夫を加えました。
「スピールジェル™」発売
塗りやすい・たれにくい・乾きが早いジェルタイプ。
ラインナップスピール™シリーズの選び方
